いくお
郁夫にいくおー!!!!!なる理由で平山郁夫展に行ってまいりました。
楽しかった!!!!!もうね、文化史のオンパレード笑
でもガンダーラ美術については超熱かった。熱血。
ガンダーラ美術というのは、インドのクシャーナ朝期(前2c~後3世紀半)の頃のものでして、めちゃめちゃヘレニズム文化(ヘラママ、ローマじいちゃんあたり)の影響を受けています。多分シルクロードとか、遠征とかで伝わってきたんではないかと思います。まあそれは置いといて。
あまり実物を見たことがなかったので、ガンダーラ美術=ローマじいちゃんが着てるゆったりした一枚布着てる仏像ぐらいにしか思ってなかったんですが、実際は
「なんかよくわかんねえけどヘレニズム文化かっこいいから仏教と混ぜた」
なんじゃないかな、っていうぐらいはちゃめちゃでした。もう今の日本人が洋楽とかハリウッド俳優とか向こうの文化に憧れて独自に取り入れちゃうのと同じ感じ。
ぜっっっっったいインドの人じゃねえだろこれ!!!!!!!!!!みたいな像がたくさん。ほんとにもうローマのどっかにありそうなムキムキの石像並。顔もぜんっぜん違う。どこにも東南アジアの香りがない。完全にヨーロッパの方です笑 これはほんとに笑いました笑
今も昔も異文化に憧れちゃうのは同じなんですね~。
仏教界の彫刻なのに、ギリシアの神殿にありそうなものばかりで面白いんですよ。
ぶどう持ってるwwwwwwとか、いやこれはないだろうっていうのがよくあって面白いです。ほんとに。
ササン朝期のものもありました。
やはり細かい装飾は上手ですよね!!!!!銀系の扱いはピカイチだったようです。それがよくわかるなあと思ったのが金貨や銀貨。
いろんな国やその時代の王のものがありましたが、やはりササン朝期のものはちょっと違いましたね……!
もう本当に模様が細かい。こんなとこまで模様あるよ!!!!!?みたいなとこまでしっかりしてる。あと形が綺麗な円になってて、やっぱり技術があったんだなあとかいろいろ思った。たまたまかもしれんけどな笑
中央アジアの文化は最高に面白いと思うんです……なんというか、いいとこ取り混ざり合い、みたいな感じ????
それをもうちょっと見せて欲しかったなあとか。
あっ!これは……!!と思って買ってしまった。なかなか可愛いと思う。